通販型自動車保険への切り替えを検討している方にとって、保険料の支払いで選択できる方法は気になるポイントでしょう。というのも、基本的にほとんどの通販型自動車保険は、年間の保険料をクレジットカード一括払いを推奨しているからです。
実際には、保険会社ごとにどのような支払い方法が用意されているのでしょうか。その辺りをじっくりと説明していきましょう。
もくじ
保険料の支払い方法
さて、そもそも自動車保険にはどんな支払い方法があるのでしょうか。
支払い方法 | メリット | 注意点 |
クレジットカード |
|
|
銀行振込 |
|
|
口座振替 |
|
|
コンビニ払い |
|
|
ネットバンキング |
|
|
1-1 クレジットカード
クレジットカード一括払いは、通販型では一般的な方法です。年間保険料は比較的大きな金額になるため、カード引き落としは契約者にとっても楽な方法と言えます。
自営業や学生の方で、クレジットカードを持っていない方にとっては選べない方法となります。
また、保険契約日から引き落とし日まで、最大2ヶ月程度タイムラグがあるので口座の残高には注意が必要です。
1-2 銀行振込
代理店型の自動車保険では、請求書が送られてきてから指定の口座に振り込む方法をとることがあります。クレジットカードがない方には嬉しい方法です。
請求書などの書類が手元に残るので、払い忘れの確認が容易であることもメリットでしょう。
1-3 口座振替
指定の口座から自動的に引き落とされる契約をすることで、口座振替ができるようになります。
また、書類のやり取りにかかる時間や引き落とし日の関係で、初回の引き落としまで2ヶ月程度かかるのが一般的です。それまでは振込など別の方法で支払いが必要となります。
1-4 コンビニ払い
保険契約後、保険会社からコンビニ支払い用の払込票が郵送されてくるので、それを用いて支払う方法です。金融機関と違いコンビニは24時間開いているので、週末しか休めないサラリーマンには嬉しい方法です。
現金を用意しなければならないのも欠点と言えるでしょう。また、払込票の使用期限をすぎるとコンビニでは取り扱いできなくなります。
1-5 インターネットバンキング
保険会社によっては、ネットバンキングが利用できることがあります。しかし利用できる銀行が限られていることがほとんどで、今まで利用できた記憶がありません。
通販型自動車保険ではどうなの?
通販型の自動車保険は、代理店の人件費を抑えることで成り立っています。そのため、支払い方法も経費のかからない方法に限定されがちです。
基本は、クレジットカードで年間保険料一括払いが多いようです。
2-1 「クレジットカード払い」か「コンビニ払込み」
間接的な経費をできるだけ圧縮するのが通販型自動車保険の生命線です。そのため保険料の支払い方法についても、各社工夫を凝らしています。
そもそも、ネットで完結できることが通販型自動車保険の最大のメリットです。それなら、保険料の支払いもクレジットカードから一括で引き落とされるほうが楽ですよね。
もちろん、クレジットカードがなくても大丈夫です。コンビニ払いを選択することができます。
ここまでは、各社ほぼ共通のサービスとして行なっているのですが、この先は対応が分かれます。
2-2 通販型自動車保険 選択できる支払い方法
各社の保険料支払い方法について一覧表でまとめてみます。
会社名 | カード | コンビニ | 銀行振込 | ネットバンク |
ソニー損保 | ○ | ○ | ○ | ○ |
チューリッヒ | ○ | ○ | ○ | |
アクサダイレクト | ○ | ○ | ○ | |
三井ダイレクト | ○ | ○ | ○ | |
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険) | ○ | ○ | ||
イーデザイン損保 | ○ | ○ | ||
S B I 損保 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネットバンクは利用できる銀行が指定されていることが多いので注意が必要です。通販型の自動車保険を検討されるなら、カード払いかコンビニ払いを選択するのが良さそうです。
ちなみに、S B I 損保の保険料はApplePayにも対応しています。
まとめ
クレジットカードがないと、通販型自動車保険に加入できないのではと、心配される声があったので、各社の対応をまとめてみました。
基本的には・クレジットカード払い と ・コンビニ払込み があるので、ほとんどの方が対応できるのでしょ。しかし便利で手軽なのが通販型のメリットのはず。選択肢が広い方が便利なことには違いないですよね。