自動車保険の保険料を節約しようと通販型を検討されている方にとって、どこの保険会社を選べば良いのか悩みどころでしょう。
当サイトではイーデザイン損保をオススメしています。それはしっかりとした補償内容と事故解決力、保険料を安くできるきちんとした仕組み、があるからです。
そう言われると、イーデザイン損保と他社の違いはどこなのか気になりますよね。
それでは「ソニー損保」と「イーデザイン損保」を比較して、それぞれの特徴を整理していきたいと思います。
もくじ
保険料比較
自動車保険料は、契約者のライフスタイルや車の使い方で大きく変わります。保険各社の補償内容も全く同じにはできません。
と、分かった上でできるだけ近い条件で比較している事をご理解いただき、あくまでも一例と受け止めて下さい。
1-1 ソニー損保シュミレーション
20等級の方が他社から乗り換える、という条件で出した結果です。
年間保険料 ¥41,080- でした。
ソニー損保は、初年度にインターネット割引 10,000円があります。
そのとおりです。2年目の更新時インターネット割引は、半分の 5,000円に減額されます。その代わりに継続割引というものが存在します。
結果を一覧表にしてみましょう。
初年度 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
保険料試算 | 41,080 | 45,620 | 48,340 | 48,100 |
前年比 | +4,540 | +2,720 | △240 |
そうなのです。ソニー損保は2年目及び3年目に大幅値上がりします。それは、インターネット割引が新規契約時と更新時で大きく違う事が原因です。このことはソニー損保の大きなデメリットと言えるでしょう。
2019年からは新しく導入された「無事故割引」も初年度のみの、インターネット割引の減額幅を穴埋めできるほどの内容ではありません。
1-2 イーデザイン損保シュミレーション
ソニー損保とほとんど同じ条件で、見積もった結果です。
保険料は ¥39,660- でした。
さらにイーデザイン損保は、新規でも更新でもインターネット割引は一律 10,000円です。
翌年以降の結果を一覧表にしてみましょう。
初年度 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
保険料試算 | 39,660 | 38,660 | 38,470 | 38,270 |
前年比 | △1,000 | △190 | △200 |
イーデザイン損保では、20等級でも毎年保険料が少しずつ下がり続けます。
結果として、初年度 1,420円だったソニー損保とイーデザイン損保の保険料の差は、その後毎年拡大し最終的には、3年目以降にはおよそ 10,000円もの差になってしまいました。
1-3 保険料の差の原因
比較した補償内容は、20等級の夫婦限定、30歳以上限定補償、年間約10,000km走行という条件です。
イーデザイン損保では、インターネット割引が新規でも継続でも一律で 10,000円と同額なので、2年目に保険料が増える心配がありません。(事故があった場合を除く)
インターネット割引 | 新規(初年度) | 更新(2年目以降) |
ソニー損保 | 10,000円割引 | 1回目の更新 一律5,000円割引 2回目以降の更新 一律2,000円割引 |
イーデザイン損保 | 10,000円割引 | 10,000円割引 |
そして両社には、継続割引・無事故割が用意されており、20等級の方でも毎年保険料が下がる仕組みがあります。『無事故割引』は、イーデザイン損保の場合には保険料の2%が、ソニー損保の場合には一律2,000円の割引が適用されます。また、ソニー損保の場合には他社での保険契約期間であっても、無事故の場合には割引が適用されるため、ソニー損保との新規契約時でも割引が適用になる場合があるのでちょっとお得ですね。

無事故割引や継続割引があると、20等級の方で等級がそれ以上に上がらない場合でも、2年目以降は無事故割引や継続割引が適用されることで毎年保険料が下がることになります。
ソニー損保とは
ここで、ソニー損保という会社について見ておきましょう。
2-1 ソニー損保の歴史
1999年の営業開始以来、ダイレクト自動車保険のリーディングカンパニーとして業界を牽引する存在で、ながく日本の通販型自動車保険の売り上げトップを守り続けている企業です。
2-2 ソニー損保のコンセプト
「Feel the Difference 〜この違いが、保険を変えていく。〜」これがソニー損保の意思を表したスローガンです。
「ソニー損保ならではの違い」にこだわり、独自性や納得感のある商品の開発が進められています。
1. 独自性
リスク細分型の導入で、通販型自動車保険各社は新しい商品を開発してきました。
そんな中、いち早く走行距離別の料金プランを採用し、年間走行距離の短いドライバーとそうでないドライバーとの不公平感の解消を目指してきたのがソニー損保です。
最近では走行距離別の保険料を採用する保険会社は増えましたが、細かい走行距離別プランを採用し、余った分を翌年に繰り越せるなど、独自のサービスを提供しています。
2018年4月からは、ASV割引(自動ブレーキ割引)を導入し、対象の契約者にはさらに保険料を割り引くとしています。
2. スピーディー
代理店型の保険会社と比較して、サービス窓口が弱いというイメージを持たれやすい通販型自動車保険ですが、ソニー損保はいち早く 24時間365日事故受付を導入してきました。
また、最近では受付だけでなく、その日のうちに初期対応を行うなど、その速さをアピールしています。
3. トップクラスのロードサービス
今ではロードサービスを無料で利用できる保険会社が増えましたが、ソニー損保はその内容でも他社を圧倒しています。例えば事故の際の無料レッカー牽引距離はなんと150km。現在は100kmに変更されました。
ちょっとした旅行の際に事故にあったとしても、自宅近くの馴染みの修理工場まで運んでもらうことが可能かもしれません。
サービス内容比較
圧倒的なサービスが魅力とされるソニー損保ですが、イーデザイン損保と実際の違いを比較してみましょう。
3-1 事故対応、サービス内容比較
比較内容 | ソニー損保 | イーデザイン損保 |
会社規模 | 売り上げNo.1 | メガ損保の東京海上グループ |
事故対応 | セコム事故現場かけつけサービス | セコム事故現場急行サービス |
事故対応 | 20時までなら即日対応 | 東京海上グループの事故解決力 |
提携修理工場 | 420ヶ所 | 1,100ヶ所 |
ロードサービス | 無料レッカー牽引距離 100km | 無料レッカー牽引距離 60km |
ロードサービス | 帰宅費用・宿泊費用もサポート | 帰宅手段や宿泊の情報を提供 |
走行距離別保険料 | 保険料は走る分だけ(予定分) | 走った分だけ(去年実績) |
インターネット割引 | 新規 10,000円 更新 2,000円 | 新規 10,000円 更新 10,000円 |
ASV割引 | 2018年4月から新設 | 2018年7月から新設 |
継続割引 | 継続割引 1%〜 2% | 継続割引 0.5% 〜 3% |
無事故割引 | 保険会社に関わらず、1年以上の前契約期間中に等級がダウンする事故がない場合に、保険料から無事故割 として、一律2,000円割引 | イーデザイン損保の加入期間に1年間等級がダウンする事故がない場合に、その翌年の更新保険料から無事故割として 2%割引(保険料が10万円の場合には2,000円) |
ソニー損保のメリットは、ロードサービスに代表される顧客サービスの圧倒的な内容でしょう。これなら多少保険料が高くても納得できると感じました。
しかし、たとえ無事故でも2年目以降に保険料が上がる可能性(ほぼ確実に)もあり、2年目以降の割引制度については貧弱な印象です。
3-2 ソニー損保独自のサービス
おりても特約
車で出かけた先で、車から降りている間の損害まで保証するソニー損保独自のサービスです。
車で旅行中の交通事故以外のケガや、レジャー用品の破損が補償されます。
「車で出かけた時」という条件にさえあえば、色々補償される安心のサービスです。
インフォームド・コンセント方式
ソニー損保では、納得感を追求した「インフォームド・コンセント」方式が採用されています。
事故解決の対応方針が複数考えられる時に、事前にメリットとデメリットを説明した上で複数の対応方針のうち、同意いただけた方針に沿って処理を進めていくというものです。
もし不満があってもその声が届く
もし、専任担当者には言いにくいことや対応について不備があれば、責任者にも連絡が取れる体制があります。
ソニー損保はダイレクト保険会社としては初めて、苦情対応マネジメントシステムの国際規格「ISO10002」の自己適合宣言をおこなっています。常にお客様の声を意識して、より良いサービスに繋げていくよう努めているそうです。
その他サービス
ソニー損保では、ご契約者優待サービスとして「クラブオフサービス」が利用できます。
宿泊施設やレストラン、カラオケ、映画など20万箇所以上の優待対象施設を特別割引価格で利用することができます。
3-3 補償内容比較
基本補償について
比較内容 | ソニー損保 | イーデザイン損保 |
対人・対物賠償 | 対物超過修理は自動でセット | 対人賠償は無制限のみ |
人身傷害 | 車内のみ or 車内+車外 | 車内のみ or 車内+車外 or なしも可能 |
搭乗者傷害 給付金 | 5日以上入院で 10万円 | 5日以上入院で 5万円 |
けがの補償オプション | なし |
|
車両保険 | 一般型 or エコノミー型 | 一般型 or エコノミー型 |
身の回り品補償特約 | 10万円限度 | 30万円限度 |
レンタカー費用特約 | 契約時に日額を選択できる | 日額 5,000円以下に固定 |
その他特約設定について
その他の特約 | ソニー損保 | イーデザイン損保 |
弁護士費用 | 自動車のみ or 自動車+日常 | 自動車事故のみ |
ファミリーバイク特約 |
人身傷害型 or 自損傷害型 | 相手への補償のみ |
個人賠償責任特約 | 設定あり | 設定あり |
おりても特約 | 設定あり | なし |
ソニー損保は特約にも選択肢を用意し、幅広いニーズに答えようとしています。費用さえ負担すれば、より良いサービスを提供するという事でしょう。自動車事故だけでなく、日常のトラブルに対する補償も充実しています。
圧倒的なソニー損保のロードサービス内容
- 事故の際、自力走行不能であれば指定修理工場までなら距離無制限、お客様指定場所なら100kmまで無料で牽引
- 修理完了後は、無料で自宅まで搬送するか、修理工場までの片道1万円まで交通費を支給。(1名様分)
- 出先の事故で自力走行不能なら、全員の帰宅費用を支給。距離による制限なし。
- 上記の場合、希望すれば自宅ではなく目的地までの移動に変更も可能。宿泊サポートと併用する場合は、宿泊先までの交通費と、宿泊先から契約車両を運転して到着する予定だった目的地までの交通費の両方をお支払い。距離による制限なし。
評価ランキング
通販型自動車保険の売り上げNo.1のソニー損保。実際の評価はどうなのでしょうか。オリコン株式会社が19社を対象に、過去4年以内に実際に自動車保険を利用した16,378名の方からの回答を集計したものです。(2019年1月現在)
自動車保険 事故対応満足度ランキング
順位 | 得点 | 保険会社名 |
第1位 | 76.78点 | ソニー損害保険 |
第2位 | 76.24点 | 東京海上日動火災保険 |
第3位 | 75.73点 | 損保ジャパン日本興亜 |
第4位 | 75.72点 | 共栄火災海上保険 |
第5位 | 75.69点 | A I G 損害保険 |
第6位 | 75.68点 | 日新火災海上保険 |
第7位 | 75.58点 | チューリッヒ保険 |
第8位 | 75.49点 | 三井住友海上火災保険 |
第9位 | 75.45点 | イーデザイン損害保険 |
第10位 | 75.05点 | アクサ損害保険(アクサダイレクト) |
ソニー損保は、自動車保険の事故対応満足度ランキングで堂々の1位に評価されています。圧倒的なサービスが評価されているのでしょう。
まとめ
ソニー損保について、その特徴を見てきましたがいかがでしたでしょうか。
通販型のリーディングカンパニーとして、常に業界を引っ張ってきたソニー損保。圧倒的なサービス内容で、評価も高いようです。
都市部に住む方や、走行距離が短い方はあまり気にならないかもしれません。ただし、2年目以降の保険料には注意が必要だと言えそうです。イーデザイン損保の見積もりと比較する際のポイントとして参考にしてください。
通販型自動車保険への切り替えを検討される時には、できるだけ多くの保険会社から見積もりを取り寄せて検討されることをおすすめします。保険会社によって同じ条件でも大きく保険料に差がつくことは珍しくないからです。
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