自動車保険の保険料はできるだけ節約したいものです。通販型の自動車保険を検討さてれいるのも、そのような考えがあるからですよね。
その通販型自動車保険には、各種割引が用意されており適用される場合にはさらに保険料が節約できることになります。しかし代理店型と違い、きちんと申告しないとせっかく受けられるべき割引が無駄になってしまう事も考えられます。
その通りです。スタートが6等級から7等級になるだけで、毎年保険料が約1割も安くなることがあるのです。10万円程度の年間保険料なら1万円以上変わることになるのです。これは大きいですよね。
この記事では、イーデザイン損保のセカンドカー割引について詳しく説明していきたいと思います。ぜひ参考にしてください。
もくじ
セカンドカー割引とは
1-1 7等級からスタートするとどれだけお得?
ノンフリート割引というのは、1年間無事故であれば毎年1段階ずつ上がっていくものであり、その等級によって保険料の割引率が変わります。一般的に等級が上がるほど、割引率も高くなるために年間保険料が安くなるのです。
等級に応じた保険料の割引率は、保険会社によって微妙に違うことがありますが、そう大きく変わることはありません。一例をみてみましょう。
等級 | 無事故 | 事故あり |
20等級 | 63%割引 | 44%割引 |
19等級 | 57%割引 | 42%割引 |
18等級 | 55%割引 | 40%割引 |
17等級 | 53%割引 | 38%割引 |
16等級 | 52%割引 | 36%割引 |
15等級 | 51%割引 | 33%割引 |
14等級 | 50%割引 | 31%割引 |
13等級 | 49%割引 | 29%割引 |
12等級 | 48%割引 | 27%割引 |
11等級 | 46%割引 | 25%割引 |
10等級 | 44%割引 | 23%割引 |
9等級 | 42%割引 | 22%割引 |
8等級 | 40%割引 | 21%割引 |
7等級 | 29%割引 | 20%割引 |
6等級 | 19%割引 | |
5等級 | 13%割引 | |
4等級 | 2%割引 | |
3等級 | 12%増し | |
2等級 | 28%増し | |
1等級 | 64%増し |
これはある通販型自動車保険を扱う保険会社の割引率一覧です。
このように7等級からスタートできることができれば、保険料が大きく変わってくるということなのです。
1-2 適用の条件
イーデザイン損保が公表している適用の条件は、以下のようになっています。
まとめると、
- 法人ではなく、個人の契約であること。
- 2台目の契約の対象者と1台目の契約のそれが同一人物であること。ただし、配偶者および同居の親族は同一とみなす。
- 1台目の保険が11等級以上であること。
- 2台目の車両が、自家用8車種であること。
- 2台目の保険開始日が、1台目の保険期間内であること。
以上の5項目が条件になるようです。
少しややこしいですよね。細かくみていきましょう。
配偶者や同居の親族でもOK
2-1 個人の契約とは
自動車保険の契約は、法人としても契約することが可能です。仕事で車両が必要な時には、会社が保険に加入するということです。
法人の場合、複数の車両に保険をかけることが当たり前で、かつそれぞれの車両を不特定の人間が運転をすることが多いという事情があります。
そのため、セカンドカー割引という概念が当てはまらないのです。
それに対して一般的な家庭では、『個人の契約』となります。今まさにあなたが検討されている自動車保険がそうですよね。きっと。
ここで勘違いが多いのは、『1台目の契約がイーデザイン損保でなくても良い』という事実です。
そうなのです。1台目の自動車保険の保険会社はどこでも構いません。これって意外ですよね。
2-2 配偶者・同居の親族とは
もう一点、意外と知られていないのは、1台目の自動車保険が自分の保険でなくても良いという点です。
例えば、旦那さんがよく運転される車をすでに所有している場合、奥様用のお車を購入した時には、それをセカンドカーとして登録できるのです。
それだけでなく、同居の親族でもOKです。
その通りです。同居している必要がありますが、ご自身の親族もしくは配偶者の親族であれば、誰の自動車保険であっても1台目として当てはめることが可能なのです。
適用が除外される場合
3-1 1台目の等級が11等級以上
前項の通り、同居の親族なら誰の保険であっても1台目とみなすことができるのですが、その1台目の保険の等級に制限があります。
これは翌年の等級がどうであれ、現在の等級が11等級以上であればOKなのです。もちろんちょうど11等級であっても、ぎりぎりOKとなります。しかし、これには保険加入後最低でも5年が必要ということになるので、若夫婦には少しハードルが高いとも言われています。
3-2 前契約がある場合
前契約とは、以前自動車保険に加入していた経歴のことを指します。13ヶ月以内に解約した自動車保険がある場合には注意が必要です。
というのは、通常であれば直前に保険を解約して新しく加入するよりも、解約する保険の等級を引き継ぐ方が得だからです。たとえ解約と新規契約に多少のタイムラグがある場合でも、中断証明を取れば問題ないはずです。そうしないのには、よくない理由があるのではないかと警戒されてしまうのです。
たとえば、事故などによって等級が6等級以下に下がってしまった時に、一旦解約してから再度保険に加入し直すことで等級が戻るようであれば、等級制度の意味がなくなってしまいます。
注意点
セカンドカー割引など、各種割引は契約時にきちんと申告しておかないと自動的に適用されることはありません。
まとめ
イーデザイン損保の『セカンドカー割引』について詳しくみてきましたがいかがでしたか。
意外と適用の範囲が広くそして割引効果も大きいものなので、 申し込みの前にしっかりと確認しておきましょう。
イーデザイン損保の申し込みはこちら。