『通販型の自動車保険が安いのは1年目だけだよ。次の年からは高くなるのだよ。』そんな意見をネット上で見かけることがあります。果たして本当なのでしょうか。
ネット上に流れる噂には、確かにデマもあるのでしょう。しかし、体験者の実際の経験談に基づくものも多く存在するため、無視できないとも言えます。
この噂について結論から申し上げると、半分正解ですが誤解も含まれているようです。
しかし、契約初年度には手厚い割引制度で保険料を安く設定しておき、2年目以降に割引制度を打ち切ることで大幅値上げする保険会社は意外にたくさんあるようです。残念なことですね。
もくじ
通販型自動車保険各社によく見られる割引制度の実態

1-1 新規インターネット割引
通販型自動車保険を扱う損保各社は、代理店を介さない仕組みで保険料を抑えています。そのため中間経費の圧縮は必要不可欠です。
仕向けているのかは分かりませんが、でも契約者自らが行ってくれるとその手続きに関する人件費を削減できることになります。
通販型の損保各社は、契約者が自ら手続きを完了させることを促すために、インターネットで手続きを自分で完了させた方には『インターネット割引』を用意しているのです。
では新規契約時のインターネット割引について、損保各社とイーデザイン損保を比較して見ましょう
保険会社名 | 新規インターネット割引 |
ソニー損保 | 一律10,000円 |
チューリッヒ | 最大20,000円 |
アクサダイレクト | 最大20,000円 |
三井ダイレクト | 最大10,000円 |
おとなの自動車保険 | 一律10,000円 |
イーデザイン損保 | 一律10,000円 |
S B I 損保 | 一律10,000円 |
そのため、保険料に応じて値引き金額を細かく設定する損保会社があるのです。
保険料 | 割引額 |
30,000円未満 | 3,000円 |
30,000円~45,000円未満 | 8,000円 |
45,000円~60,000円未満 | 12,000円 |
60,000円~100,000円未満 | 13,000円 |
100,000円~150,000円未満 | 15,000円 |
150,000円以上 | 20,000円 |
それに対して、イーデザイン損保のように『一律1万円引き』を採用している損保会社では、保険料に関わらず契約者全員が1万円の値引きを受けられる仕組みになっているのです。
1-2 更新時インターネット割引

初めて通販型の自動車保険に切り替えた方は、新規契約時にインターネット割引が適用されることになります。
しかし、更新時はどうでしょうか。もし新規契約時と同じような割引制度がないと、2年目からは1万円程度の値上げとなってしまします。
実際の『更新時インターネット割引』を、一覧表で見て見ましょう。
保険会社名 | 更新時インターネット割引 |
ソニー損保 | 1回目最大5,000円 2回目以降一律2,000円 |
チューリッヒ | 1回目最大5,000円 2回目以降一律1,500円 |
アクサダイレクト | 1回目最大5,000円 2回目以降一律1,000円 |
三井ダイレクト | 一律3,000円 |
おとなの自動車保険 | 一律10,000円 |
イーデザイン損保 | 一律10,000円 |
S B I 損保 | 一律10,000円 |
そうなのです。イーデザイン損保では、2年目に保険料大幅値上げとならにように、新規でも更新時でもインターネット割引は一律1万円としているのです。このような設定をしている損保会社は通販型でも珍しいと言えるでしょう。
1-3 継続割引
同じ損保会社で長期間契約を続ける契約者に対して『継続割引』を設定している損保会社があります。もちろんイーデザイン損保はその中の一つです。
実際に『継続割引』を導入している損保会社はどの程度存在するのでしょうか。一覧で見てみましょう。
継続 1回目 |
継続 2回目 |
継続 3回目 |
継続 4回目 |
継続 5回目 |
継続 6回目 以降 |
|
ソニー損保 | 1.0% | 1.5% | 2.0% | |||
三井ダイレクト | 1.0% | 1.5% | 2.0% | |||
イーデザイン損保 | 0.5% | 1.0% | 1.5% | 2.0% | 2.5% | 3.0% |
このように、イーデザイン損保は2年目以降の保険料のことまで考えた仕組みを導入しています。すなわち2年目から保険料が大幅に値上げされることがないのですね。通販型に乗り換えを検討する際に、新規契約の見積もり金額だけで比較すると、見逃してしまうポイントです。
1-4 イーデザイン損保では、業界初の無事故割引を導入

前項で、イーデザイン損保は継続割引が控えめであることには理由があるとお話ししました。それは『無事故割引』の存在です。
イーデザイン損保では、契約2年目以降に「前年が無事故の契約者には『無事故割引』を適用する制度」があるのです。
そうなのです。1年間無事故であれば『継続割引』+『無事故割引』をうけられるので、他社と比較するととてもお得だと言えるのです。
先ほどの継続割引の表に無事故割引を足してみましょう。
各社継続割引 の割引率 |
継続 1回目 |
継続 2回目 |
継続 3回目 |
継続 4回目 |
継続 5回目 |
継続 6回目 以降 |
ソニー損保 | 1.0% | 1.5% | 2.0% | |||
三井ダイレクト | 1.0% | 1.5% | 2.0% | |||
イーデザイン損保(下段は無事故割引との合計割引率) | 0.5% | 1.0% | 1.5% | 2.0% | 2.5% | 3.0% |
2.5% | 3.0% | 3.5% | 4.0% | 4.5% | 5.0% | |
そんぽ24 | 20等級以上で一部適用あり(割引率不明) |
これがイーデザイン損保が、納得の保険料で自動車保険を提供できる仕組みなのです。インターネット割引を更新時でも一律1万円にしている保険会社や、継続割引を設定している保険会社はイーデザイン損保以外にも存在します。しかし、それら全てが並存しており、さらに無事故割引まで導入しているイーデザイン損保はすごいと思いませんか。
2019年には、ソニー損保でも「無事故割引」が導入されました。ソニー損保の場合には前契約期間が無事故の場合に『一律2,000円』の割引が適用されるという内容になっています。
イーデザイン損保にも注意点がある

2年目に大幅値上げとならない仕組みを紹介してきましたが、そんなイーデザイン損保でも2年目以降に保険料が値上げになるパターンがあるので紹介します。
2-1 新車割引の対象車
保険開始日の属する月が、お車の「初度登録年月」の翌月から25ヶ月以内であれば「新車割引」が適用されます。これは、自動的に適用となるため契約者が気づいていないことがあるかもしれません。
事故も起こしていないのに保険料が上昇するのには少し抵抗を感じますよね。
2-2 ASV割引の対象車
イーデザイン損保で2018年の7月以降に保険開始日となる契約者は、車両に自動ブレーキが付いているとASV割引が適用となります。しかし自家用小型自動車の場合、この割引は発売から3年間限定であるために、その期間が終了すると保険料が変動する可能性が有ります。
まとめ
通販型は1年目しか安くない、とう噂について見てきましたが、いかがでしたか。
通販型自動車保険を検討する際には、できるだけ多くの見積もりを請求し、その結果を比較検討されることをおすすめします。年齢や条件によって保険料に大きな差が出るからです。年間保険料で1万円以上の差がつくことも珍しくありません。
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