自動車保険を考える時、補償の内容や特約の中身についてよくわからず困った経験がありますよね。
保険はいざという時のために入るものなので、補償は最大限つけたい、でもできるだけ保険料は抑えたい。これがみなさん共通の想いです。
そのためには、本当に自分が必要としている補償の見極めが大切となるでしょう。
それでは、イーデザイン損保の特約について、適用される条件や注意点などを詳しく解説していきたいと思います。
事故時レンタカー費用特約とは
お車が修理などで使えない時に、レンタカー費用を補償してくれる特約です。
イーデザイン損保では、この特約によって補償される金額の上限が5,000円/日と固定されています。他社には金額を選べるところもあるようです。
では、5,000円/日でどのような車が借りられるのでしょうか。
参考までに、レンタカー大手の「トヨタレンタリース」の料金表です

2018年3月:トヨタレンタリースHPより抜粋
レンタカー費用は、個人で借りる時と法人で手配される時では、大きく金額が変わると聞いています。
地域や時期によっても差があるために断言はできないのですが、5,000円/で普通小型車の手配が可能だと思って大丈夫なようです。
どんな時に適用される?
まず、車両保険に入らないとセットできない特約です。
そして、車両保険が適用される事故の時でないと支払われません。
補償が適用される条件は?
3-1 保険金の計算方法
事故時レンタカー費用保険は、
- 費用実費 × レンタカー使用日数
で計算されます。安いレンタカーを選べば差額が貰えるわけではありません。
3-2 日数の上限
日数にも上限があります。
- 事故日から1年以内でかつ、修理工場に搬入してから30日以内
とされています。
3-3 注意点
車両保険のタイプによって、適用の範囲が変わります。エコノミータイプの車両保険では、自損事故の際はこの特約も適用範囲外となります。
車両保険の適用範囲について見ておきましょう。

イーデザイン損保HPより抜粋
実際の保険料は
保険料は、年齢や等級などの条件で大きく変わります。そのため、あくまでも目安として捉えてください。詳しくはご自身の条件で見積もりをとって見ましょう。
20等級でのシュミレーションでは、
- 1,980円〜3,500円程度でした。
また、6等級では
- 5,000円〜9,000円と言う結果でした。
年間10,000円近い保険料は、少し負担が大きように感じますがいかがでしょうか。
必要な人・不要な人
実際に修理工場で修理の経験がある方は、その際に工場から代車を用意してもらった経験はないでしょうか。
比較的多くの方が、この特約がなくても修理工場に代車を用意してもらえるかもしれません。
確かにそうとも考えられますが、修理工場も絶対に代車を用意してくれるとは限りません。また、代車の車種も軽自動車であったり、マニュアルミッションの車しかないようなこともあるようです。
しかし中には、おうちにセカンドカーがあるから大丈夫!とか、身内や友人が修理工場をやっていて、優先的に代車を都合してくれる、なんて方もいらっしゃいます。
必要に応じて選択しましょう。毎日通勤や通学で車を使う方には、必要な特約だと思います。
他社との比較
他社の同じような特約と、内容について比較してみましょう。
保険会社 | 補償内容 |
ソニー損保 | 事故時レンタカー費用特約 5,000〜20,000円で契約時に選択 |
チューリッヒ | 代車提供特約 1,500CCクラス以下の国産の自家用小型乗用車または軽自動車 |
アクサダイレクト | 盗難に関する代車等費用 補償特約 3,000円/日が限度 |
三井ダイレクト | レンタカー費用補償特約 5,000〜10,000円で契約時に選択 |
イーデザイン損保 | 事故時レンタカー費用補償特約 5,000円/日が限度 |
おとなの自動車保険 | 事故時代車費用特約 5,000〜10,000円で契約時に選択 |
S B I 損保 | レンタカー費用補償特約 5,000〜10,000円で契約時に選択 |
まとめ
イーデザイン損保の事故時代車費用補償特約について見てきましたが、いかがでしたか。
思いの外保険料が高くて驚かれたかもしれません。とはいえ、毎日車を使う方にとっては非常に大切な補償なので、十分に検討するようにしましょう。
イーデザイン損保では、気軽に何度でも簡単に見積もりが取れるように、個人情報の入力をしなくても見積もり結果が見られるようになっています。他社と比較する時に納得いくまで見積もりをやり直してもらって構いません。
また、何度も入力が面倒なら名前とアドレスのみ入力すれば、見積もり内容の保存も可能です。ぜひご活用ください。