通販型の自動車保険を検討する時、補償内容を選ぼうにも特約の意味がよくわからないことがありますよね。
そんな方のために、イーデザイン損保の自動車保険でわかりにくい特約について詳しく説明していきます。
ただし、自動車保険は「いざという時の安心」です。基本的な補償がしっかりしていなきゃ意味ないですから補償選びは慎重に行って下さい。
それでは、今回はイーデザイン損保の「入院時諸費用特約」について説明していきます。
入院時諸費用特約ってどんな特約
事故で契約者または、同乗者が死亡または3日以上入院した時に必要となった諸費用の実費が補償される、といった内容です。
事故で家族が入院することになると、時間も手間もかかります。もし自宅から離れた旅行先などで事故にあったとすると、家族が駆けつける交通費も結構な金額になるでしょう。
その通りです。補償のイメージをイラストでみてみましょう。

補償の条件
人身傷害保険の支払い対象であることがポイントです。もらい事故などで、自分に過失がない時など、人身傷害保険の支払いが発生しない時は対象外となります。
このように、自分にも過失がある事故の場合、人身傷害保険で補償はされるのですが、人身傷害保険の補償範囲は「治療費・休業補償・精神的損害・逸失利益・介護料・葬祭費など」となっており、上記のような交通費や、宿泊費まで補償はされません。
もちろん人身傷害保険の支払い範囲が対象となるので、「人身傷害・搭乗中」を選ばれた方は契約車両を運転中のみ、「人身傷害」を選ばれた方はその補償範囲が支払いの対象になります。
補償範囲をイラストで確認しておきましょう。

イーデザイン損保のホームページから抜粋
主な保険金額
家族駆けつけ費用保険金
看護のために家族が病院へ駆けつける時の交通費・宿泊費の実費が対象です。
駆けつけた家族1名につき
- 交通費1往復分・・・・5万円限度
- 宿泊費1泊につき・・・1万円限度(最大10泊、10万円まで)
- 補償対象1名に対して、家族2名まで30万円が限度
差額ベット費用保険金
普通病室から個室などにアップグレードした時の差額費用の実費が対象です。
補償対象1名につき
- 入院1日につき・・・・1万円が限度
- 事故発生から60日以内が対象期間となります。
入院時ホームヘルパー費用保険金
入院に伴い家事を代行するホームヘルパーを雇う必要がある時の実費が対象。
補償対象1名につき
- 1日につき・・・・・1万円が限度
- 退院から10日以内、合計60日分が限度
注意点
「入院時諸費用特約」は人身傷害に上乗せして補償されるものなので、そもそも人身傷害保険をつけていない場合は「入院時諸費用特約」だけを特約としてセットする事ができません。
また、補償の範囲には注意が必要です。「人身傷害(搭乗中のみ)」を選択されている方は、契約車両での事故だけが補償対象になります。
以下の場合も補償されません。
- 運転者が、無免許・飲酒等、法令に違反してるときに生じた損害
- 地震・津波・噴火が事故の原因である時
- ファミリバイク特約をつけていても、二輪車や原付での事故での損害
実際の保険料は
実際の見積もりから計算した「入院時諸費用特約」の保険料です。ただし年齢や等級、補償の内容によって保険料は変動するため、あくまでも目安と捉えてください。
20等級で見積もりすると 320円/年でした。
ちなみに6等級で見積もりしても10円しか変わりません。
補償内容から考えても、意外とお得な特約かもしれません。
まとめ
イーデザイン損保の「入院時諸費用特約」について見てきましたが、いかがでしたか。
ポイントは、
- 人身傷害保険の上乗せで補償されること
- 補償範囲は人身傷害と同じであること
- かかった費用の実費が補償されること
- 原付の事故は補償されないこと
ですね。
いざという時に役に立つ、イーデザイン損保の「入院時諸費用特約」です。ぜひ一度あなたの条件で見積もりをとって見てください。
イーデザイン損保では、気軽に見積もりをとって貰えるように、個人情報の入力なしに見積もり金額が出るようになっています。また、見積もり内容を保存することもできますので、ぜひ他社の見積もりと比較する時に活用してください。