通販型自動車保険は、保険料の支払い方法にあまり選択肢が用意されていないことが一般的です。代理店型から切り替える方は、そのことに驚かれる方も多いようです。
支払い方法は各社で違いがありますが、ここではイーデザイン損保の自動車保険で選択できる支払い方法についてまとめてみましょう。
もくじ
今までどのような支払いをしてましたか?
1-1 代理店型での支払い方法
代理店型の自動車保険では、いったいどのような支払い方法があるのでしょうか。
実は、代理店型の保険契約では、担当する代理店によって支払い方法が異なります。というのも、代理店型の契約は、契約者と保険会社が行うのではなく、その間に入る代理店に一任されいます。すなわち保険料の回収も代理店に委ねられているのです。
代理店にしてみると保険の契約数は確保したいので、きちんと回収することさえでききるなら、その手段は問わない事もあるようです。
1-2 通販型での支払い方法
それでは通販型はどうなのでしょう。
通販型は、保険会社と契約者が直接保険契約を結ぶことになります。そのため、支払い方法のルールは、保険会社ごとに決められています。
保険会社ごとの対応を一覧で見てみましょう。
会社名 | カード | コンビニ | 銀行振込 | ネットバンク |
ソニー損保 | ○ | ○ | ○ | ○ |
チューリッヒ | ○ | ○ | ○ | |
アクサダイレクト | ○ | ○ | ○ | |
三井ダイレクト | ○ | ○ | ○ | |
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険) | ○ | ○ | ||
イーデザイン損保 | ○ | ○ | ||
S B I 損保 | ○ | ○ | ○ | ○ |
カード・・・クレジットカードで、年間保険料を一括で支払う方法。カード会社によっては、分割やリボ払いができる所もあるようです。
コンビニ・・・保険料の払い込み用紙が郵送されてくるので、コンビニで払い込む方法。時間に縛られず、24時間対応しているのがありがたいですね。
銀行振込・・・振り込み用紙が郵送されてくるので、銀行や郵便局から保険料を振り込みます。金融機関やATMの営業時間に影響されます。また、振込手数料も必要です。
ネットバンク・・・保険契約時に直接ネットバンクの振り込み画面に誘導され、手続きが行えます。ただし、保険会社によって利用できる金融機関はかなり限定され、また保険の契約者がその限定された金融機関でのネットバンキング契約をしていないと利用できません。
予想通り、選択肢が少ない結果でしたね。
イーデザイン損保は「カード」か「コンビニ」だけ
イーデザイン損保での保険料支払い方法は「コンビニ払い」か「クレジットカード払い」の2択となっています。
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
2-1 カード払い
何よりのメリットは、その場で申し込み手続きおよび支払い手続きが完了することです。この手軽さが通販型のメリットとも言えます。
デメリットは、実際の引き落としまで最大2ヶ月程度のタイムラグがあることです。自動車保険の保険料は比較的大きな金額の引き落としとなります。それまで口座の残高に神経を使わなければなりません。
さらに、カードなら「分割払い」が可能です。ただし、これはカード会社のサービスなのでお持ちのカードによって対応が変わります。また、分割払いには手数料がかかります。
利用できるカード会社を一覧にしておきます。

2-2 コンビニ払い
申し込み手続き完了後、コンビニで保険料を支払います。その場で現金決済できるため、後日引き落としがなくわかりやすいことがメリットでしょう。
そして、分割払いの取り扱いはありません。年間保険料を一括での支払いになります。
ちなみに、イーデザイン損保では払込用紙の郵送はありません。
申し込み完了後、画面に表示される「支払い番号」を印刷して店頭へ行き、ここでも自分で端末を操作して支払います。
支払い可能なコンビニ一覧です。

「月払い」とは
イーデザイン損保では、カード決済で分割払いができるとのことでした。しかし、これは単にカードでの分割払いやリボ払いのサービスの利用であり、代理店型に見られる「月払い」とは内容が違います。
「月払い」とは、保険料を年間一括で払い込むのではなく、毎月ごとに支払う方法のことです。
参考までに、代理店型で多い「銀行口座振替」の一般的な月払いと、カードによる分割払いはどのように違うのか見ておきましょう。
3-1 「月払いの口座振替」と「カードでの分割払い」の違い
銀行口座振替の場合
書類の作成やその提出が必要で、手続きが完了し振替がスタートするまで最大3ヶ月ほど待つ必要があります。
その間、銀行振込等で対応することになります。
毎月支払いで、12回払いが一般的です。分割回数が多いので、手数料はカード分割払いよりも高くなることがあります。
カードによる分割払い
保険の申し込み時に手続きが完了し、初回からカードで支払いができます。
支払い回数も選べることが多いようです。しかし、カード会社ごとに対応は違うため、分割の取り扱いがないカードもあるようです。
3-2 分割手数料の違い
カードでの分割手数料はカード会社によって違いがあります。一般的なカードでの手数料の例を挙げておきますので、参考にしてください。
保険料を60,000円とした時の分割手数料の例
支払い回数 | 総支払い金額 | 分割手数料 | |
クレジットカード | 2回 | 60,000円 | 手数料なし |
3回 | 61,026円 | 1,026円 | |
6回 | 62,052円 | 2,052円 | |
10回 | 63,420円 | 3,420円 | |
12回 | 64,104円 | 4,104円 |
口座振替 | 12回 | 63,000円 | 3,000 円 |
このように、分割回数を少なく抑えることができるなら、銀行引き落としよりもカードでの分割払いの方がお得であるようです。ただし、イーデザイン損保ではカード払い以外の分割方法はありません。
まとめ
イーデザイン損保の保険料支払い方法についてまとめてみましたが、いかかでしたか。支払い方法の少なさに驚かれた方も多いことでしょう。
実際にはこの2つの方法で、ほとんどの方が問題ないと思われます。しかしこの辺りが代理店型とのサービスの違いと評価されるのでしょうね。ぜひ皆さんもクレジットカードを用意して申し込みの作業に入ってください。
通販型自動車保険への切り替えを検討される時には、できるだけ多くの保険会社から見積もりを取り寄せて検討されることをおすすめします。保険会社によって同じ条件でも大きく保険料に差がつくことは珍しくないからです。
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